皆さまこんにちは。Gallです。
当ブログの通算アクセス1万件突破を記念して、
遅筆ながら今回はFGOについて思うところを
ダラダラと書き連ねていこうと思います。
お付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨今のTwitter界隈では、
『サーヴァントプレゼン』なるものが流行っているみたいですね。
中には優良なものもあるらしいのですが、
洗練されたものは非常に少なく、各々が「ただ便乗しているだけ」
といった印象を受けます。
というか、こうしてネットの片隅でひっそりブログを書いている
私のような人種には天敵ですよね、ああいうの。
ブログがスローフードならTwitterにおける画像付きpostはファストフード。
どちらが「庶民受け」するかは説明不要でしょう。
あと、今更ですがこのブログ、段落の組み方などは
すべてPCからの閲覧を前提に組んでます。本当に今更ですが。
スマホから読んだら相当崩れているんだろうなぁ、
と日々戦々恐々としているところであります。
だってPCで読んだ方が段落大きく取れて綺麗だし…
さて、前置きが長くなりましたが今回は
サーヴァントの「弱点」を重点的に考慮した運用論を書いていきます。
まぁ、要するに前述のムーブメントに
私も「便乗」したということですね(敗北宣言)。
そうだよ(便乗)
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「サーヴァントの弱点」、と聞いて皆さんは何を連想しますか?
NP効率?攻撃力?宝具倍率?いろいろあるでしょう。
ですがそれは、
実際に運用して体感的に感じた主観的弱点ですか?
それとも、他人の評価を基に考察した客観的弱点ですか?
今回の記事では、かれこれ1年4か月強の付き合いとなる私の相棒、
ギルガメッシュを例に挙げ、
ギルガメッシュを運用し続けて感じた主観的弱点、
およびデータを通してみる客観的弱点を徹底的に洗い出して、
「弱点」に絞った考察をしてみようと思います。
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【ギルガメッシュの抱える弱点】
ギルガメッシュの基本スペックはこんなところですね。
攻撃、特に宝具による殲滅に重きを置いたスキル構成、
対サーヴァントにおいてのみならず、(宝具強化済みの性能を前提として)
通常エネミーに対しても高い火力を発揮する宝具《天地乖離す開闢の星》、
そしてFGOでは当時初だった全カード5hitの通常攻撃と、
モーション更新により8hitになったEXカードによるスター生成力が魅力です。
パッシブスキルについては正直些細な所なので、
ここでは「長所」としては考慮しません。
こんな攻撃的なキャラクターデザインの
ギルガメッシュが抱える弱点とは何か。
まずは大雑把に列挙してみましょう。
①回復スキルを持たず、長期戦が不得手
②回避、無敵スキルなどの防御手段を持たない
③自身で得られるバフはカリスマと宝具強化のみ
④宝具の威力は高いもののあくまで「全体宝具」であること
⑤スキル《神性》は現状デメリットの方が多い(被特攻時等)
⑥QBBEXでも補助なしではスター30個程度と一歩及ばない性能
⑦自身がアーチャーであるため、パーティへのスター供給が不得手
⑧Artsが2枚 5hitするため、見た目ほどNP効率は良くない
普段運用していて感じる弱点はこんなところです。
①、②については、特に高難易度クエストで感じる弱点です。
敵のHPが多く、宝具数発程度では倒せないクエスト
においてギルガメッシュをメインアタッカーとして運用する場合、
かなり気をつけて運用しないとサポートキャラを残して
ギルガメッシュが先に脱落してしまうことが多く、
結果としてその高い火力を活かせないことが多々あります。
③は他の高火力キャラと比較する場合特に違いが出てきます。
ギルガメッシュには《魔力放出》を始めとする「カードバフ」や、
《鑑識眼》等のような「クリティカルバフ」を持たないため、
実はサポートキャラからのバフ供給に大きく依存するという弱点があります。
つまり、英雄王ばかりを守る立ち回りをしていると
今度は先に有用なサポートキャラが倒れてしまい、
火力が大きく落ちて敵を倒せなくなってしまう…
なんて状態に陥ってしまうこともしばしばあるわけです。
④については、こと☆5アーチャークラスでは
さほど気にならない事でもあるのですが、
しかしあくまでも《天地乖離す開闢の星》は「全体宝具」であり、
ドラゴン等を始めとする相性等倍の大型エネミー等と戦う場合は
「単体宝具」と比較してどうしても分が悪い立ち位置にあります。
ただ、「全体宝具」の中では生粋の高火力であることも確かです。
⑤については〔神性〕特攻等を持つサーヴァント
を相手にする場合に露呈する弱点です。
パッシブスキル《神性 B》には
「攻撃時の与ダメージを+175」する効果がありますが、
これはあくまで固定ダメージであり、はっきり言って
「0ダメージが175ダメージになる(ネロ祭高難易ジークフリート戦等)」
程度の恩恵しかありません。
逆にこれを弱点として見た場合、スカサハ、エルキドゥを始めとする
〔神性〕特性に対して何らかの特殊効果を持つサーヴァントすべてが天敵となる
ため、現状殆どデメリットしかないパッシブスキルとなっています。
⑥は特に単騎運用時やライダー等とセット運用する場合
などに目立つ弱点です。
アサシン等と違い自力で極端に星を稼ぐということが苦手で、
《バビロンの蔵》のようなスター集中スキルを持っているとはいっても
肝心な場面でスターを集めきれず、クリティカルが発動しない
といったこともしばしばあります。
⑦は⑥と繋がる弱点です。
上記の通り、極端にスターを出せるキャラというわけでもない上に、
アーチャークラスの補正でスキルが無くても非常によく星を吸うため、
否が応でもギルガメッシュは「主役」として運用せざるを得ない
といった面があります。
最後⑧は長期戦におけるNP面での弱点です。
確かにギルガメッシュには高倍率の《黄金律》や
高回転のNP獲得スキル《バビロンの蔵》がありますが、
Artsの性質上N/A自体はかなり低く設定されており、
QuickとEXでのNP効率は標準レベルに抑えられています。
如何に宝具特化型のサーヴァントとはいえ、
スキルが切れた状態では普通のサーヴァントと同程度のNP効率しかないため、
長期戦では特に息切れしがちである、というのがこの弱点であり、
これもまた高難易度クエストにおいて時々見られるものです。
以上が普段運用していて見えてくるギルガメッシュの弱点でしょうか。
「そんなの、〇〇とセットすればいいじゃないか」
と思ったそこのあなた。
確かにその考えは間違っていません。
しかし逆に言えば、
「その〇〇が居なければ苦しい」
という風にも解釈できますよね?
すなわち、それが弱点というものなのです。
【弱点を補う運用を考える】
では、弱点をどのようにして克服するのか。
私は普段、以下の3段階の手法を用います。
***
①役割の明確化
これは先ほどの弱点の項目でも述べたことですが、
ギルガメッシュは「パーティのメインアタッカー」
として運用することで真価を発揮します。
逆に言うと、「サポーター」としては非常に劣った性能をしているということです。
このように、パーティ内におけるサーヴァントの役割を明確にし、
それに合わせたパーティ構築をしていくことで弱点を克服できるというわけです。
②サポートキャラの活用
パーティにおける役割が定まったら、次は他のパーティメンバーを決めます。
ギルガメッシュの場合、早い話が
孔明やマーリン等のサポートに特化したキャラクターを的確に使うということです。
特にマーリンは、以前の記事でも書いた通り
・ギルガメッシュの持たないBuster、クリティカルバフ
・ギルガメッシュに足りない無敵付与、持続回復
・宝具による持続的なスター供給
・スキルなどでもNPを得られるため無理なArtsチェインが減る
このように、ギルガメッシュに足りない要素の多くをマーリンが補うことができます。
孔明やマーリン以外でギルガメッシュと相性のいいキャラは勿論存在します。
・回復、ATKバフ、防御デバフをそろえるネロ〔ブライド〕
・高倍率のBusterバフと回復手段を備えるナイチンゲール
・ターゲット集中による防御性能とBusterバフ等を併せ持つレオニダス一世
こういった相性のいいサポートキャラクターを見つけてセットで運用することで、
弱点を克服し長所をさらに伸ばした運用ができるようになるわけです。
③概念礼装の活用
こうしてパーティのメンバーが揃ったら、
コストと相談しつつ概念礼装を決めていきます。
私がギルガメッシュの礼装を選ぶ場合、
「目立った長所」をさらに伸ばす概念礼装を選ぶか
「一歩足りていない弱点」を補う概念礼装を選ぶかで分かれます。
しかし今回は敢えて、「一歩足りていない弱点」を補うこと
を主軸に概念礼装を考えてみましょう。
この場合、求められるのは次のような特徴の礼装になります。
・Buster強化効果を持っていること
・クリティカル威力強化効果を持っていること
・持続的なスター生成効果を持っていること
おおよそどういった概念礼装が必要か、なんとなく見えてきませんか?
勿論、「目立った長所」を礼装でさらに伸ばし、
②のサポートキャラだけで弱点をカバーする運用も非常に強力です。
しかしここで言いたかったのは、
サーヴァントの「弱点」を分析することで、概念礼装の選択が容易になる
ということです。
***
このように、パーティ構築にあたってこれらのステップを踏むことで、
サーヴァントの魅力をより引き出したり、
或いは弱点を補ってあげることができるわけですね。
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以上が、私の考えるサーヴァントの『運用論』になります。
勿論、サーヴァントの種類によっては
これが100%当てはまらないキャラの方が多かったりもする
のですが、あくまでも一例として見て頂ければと思います。
サーヴァントの「目立った長所」だけでなく、
長く付き合っていく中で目に付くようになった
「物足りない足りない部分」「明確な弱点」
これらをしっかりと分析したうえで運用することで、
さらに高い戦果をあげられるのではないかと思います。
皆さんも是非、自分の相棒の「弱点」と向き合った付き合い方を
してみて欲しいと思います。
今回の記事は以上になります。
それでは、ごきげんよう。