皆さまこんにちは。Gallです。
今回は術マリーちゃんについて、ちょっと考察してみます。
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真名:マリー・アントワネット(キャスター)
2016年8月の水着イベント第2弾で登場した期間限定の☆4キャスター
水着サーヴァントは☆4でも期間限定だったので、復刻が待ち遠しいですね。
【ステータス比較】Lv80時点(フォウ君含まず)
・マリー(術):HP 11404 ATK 9060
・エリザ(術):HP 11404 ATK 8616
・ エレナ :HP 11882 ATK 8629
・ エジソン :HP 11882 ATK 7959
・マリー(騎):HP 12348 ATK 8293
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注目すべきは☆4キャスター内最高値のATKの高さです。
とはいえ、実はキャスタークラスは「ダメージ計算時にATKに0.9倍の補正がかかる」という特性がある為、実際のATKはもう少し控え目です。
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【カード性能】
Buster:1枚 1hit
Arts :3枚 5hit
Quick :1枚 3hit
EX : 4hit
宝具 :Arts 3hit(全体)
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AとQのhit数が多いものの、1hit当たりのNP効率が低めなのでNP効率が極端に高いというわけでもありません。
(詳しくはこちらの「N/A」の項目にて:Fate/Grand Order @wiki 【FGO】 - サーヴァント/隠しステータス )
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【クラススキル】
・陣地作成 A(Arts性能 +10%)
・道具作成 D(弱体成功率 +4%)
>陣地作成のランクが高いのはうれしいところですね。
ク リ ス タ ル ・ ド レ ス
【宝具】《愛すべき輝きは永遠に》(Arts)
・敵全体に強力な攻撃(Lvで威力倍率増加:450~750%)
・敵全体のクリティカル発生率をダウン(3T)(-20% 固定)
・味方全体のクリティカル威力をアップ(3T)(OCで倍率増加:20~40%)
宝具強化未実装(2016年11月現在)
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完全に北条そふぃです本当にありがとうございました。
Artsの全体攻撃宝具です。バフを考慮しなければ素のATKの高さの都合エレナや宝具未強化時のナーサリー・ライムよりも火力は出ます。
この宝具で重要なのは味方全体のクリティカルを強化する効果です。
マリーには自身で毎ターンスターを供給するスキル《向日葵のきらめき》があり、加えてスターを吸収しづらいキャスターのクラス相性も相まって味方のクリティカル攻撃をサポートすることに特化した運用が可能です。
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【保有スキル】
①ビーチフラワー A+ (CT7→5)
・味方全体の攻撃力をアップ(3T)*1
・味方全体の〔男性〕のスター発生率をアップ(3T)*2
Lv1:9.5% → Lv10:19.5% *1
Lv1:21% → Lv10: 41% *2
②向日葵のきらめき A (CT9→7)
・自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3T)*1
・自身に毎ターンHP回復状態を付与(3T)*2
Lv1:5個 → Lv10:10個 *1
Lv1:500 → Lv10:1000 *2
③麗しの姫君(海) A (CT8→6)
自身に無敵状態を付与(3回) & 弱体耐性をアップ(3T)
Lv1:30% → Lv10:50%
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スキル①は聖晶石召喚で登場した水着サーヴァント共通のカリスマの上位互換スキル。
男性に対して追加でスター発生率強化を付与してくれます。倍率も最大41%と高水準で3T継続するため、スター発生に優れた男性サーヴァントのサポートに一役買うスキルでもあります。
スキル②は《無辜の怪物》や《啓示》の類似スキル。3ターンで最大3000のHP回復もついてきます。
スキルLv10時点での性能を比較すると
・ジャンヌ、天草の《啓示 A》:スター9個 CT6
・ヴラド〔EXTRA〕の《無辜の怪物 A》:スター9個 ターゲット集中 CT6
・エリザ〔ハロウィン〕の〈無辜の怪物 EX〉:スター12個 HP回復2000 CT5
といった具合です。
単純なスター供給だけであれば、CTが短く供給量も多いエリザ(術)に軍配が上がります。
スキル③はライダーのマリーと同じ無敵状態を3回分自身に付与するスキルです。HP回復がこちらでは弱体耐性アップに変更されています。
クー・フーリンの《矢避けの加護》よろしく回数回避系のスキルであり、しかも敵の必中攻撃も防ぐことのできる無敵状態であるため生存力向上に大きく役立ちます。
特にスキル②は自身が場に残って初めて効果を発揮するスキルであり、非常によく噛み合っていると言えます。
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【性能比較】エリザベート〔ハロウィン〕
先ほども少し触れましたが、スキル構成のうえでライバルとなるのがエリザベート〔ハロウィン〕、所謂ハロエリちゃんです。
ハロエリのスキルは
・5ターン回転でスター12個供給とHP回復の《無辜の怪物 EX》
・1ターン45%の自己Buster強化に火傷付与のおまけがつく《魔力放出(かぼちゃ) A》
・5ターンのガッツとスター獲得(8個)を両立する《出演続行 A》
このように、スター生産と生存手段に特化しています。
これに対してマリーがスキルで勝る点は
・ガッツではなく3回の無敵による安定した生存力
・味方全体の火力を上げられる《ビーチフラワー A+》
このくらいです。瞬間的なスター生成力では残念ながら遠く及びません。
もっと言えば、イベントに参加すればほぼ確実に入手可能なハロエリの方が入手の手軽さでも勝ります。
しかしハロエリの宝具は攻撃に徹しているのに対してマリーの宝具はサポート向けの性能になっています。
このあたりでうまく差別化していきたいところです。
もちろん、同時に運用してより多くのスターを出すのもアリですが、ハロエリ自身が女性でありビーチフラワーの恩恵を受けにくい点がやや足を引っ張りそうです。
【総括】
ライダーのマリーの生存力を引き継ぎつつ、キャスターとして求められる支援能力を獲得した浜辺の姫君。
無敵で居座りつつ毎ターンスター供給をし、宝具で味方のクリティカルを高めたり男性サーヴァント限定ではあるもののスター発生率をアップしたりと、自身よりも味方のクリティカル戦闘をまんべんなくサポートすることに長けた性能にまとまっています。
単純なスター供給ではハロエリという大きな壁があるものの、その他の器用さで差別化することでパーティに合わせて使い分けることができるでしょう。
※データの出典:いつものwiki
Fate/Grand Order @wiki 【FGO】 - マリー・アントワネット〔キャスター〕
【風魔小太郎との組み合わせについて】
余談ですが、本日ふっと思いついたネタPTにこんなものがありました
パーティコンセプトは「アニメ『四月は君の嘘』出演声優」です。
しかしこれを見て、実は小太郎とマリーが噛み合うのでは…?というヒントを得られました。
・スター供給、スター発生強化、クリティカル強化をそろえるマリー
・高いスター生成力と味方のサポートに特化した小太郎
この二人をパーティのスター供給役として活用し、味方のアタッカーを支援することで一つのクリティカルパーティが完成するのでは…?と考えています。
もちろんそのアタッカー枠に入るのは子ギル君です。
ある程度スキルもあげられたので、子ギル&小太郎&マリーの組み合わせでどれだけやれるか試してみようと考えています。
実際に強ければ別途PT紹介記事として作っていきたいですね。
※風魔小太郎に関する考察記事:
「ドーモ。マスター=サン。フーマ・ニンジャです」 - げーと・おぶ・ほかろん
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今回の考察記事は以上になります。
なんだか「ハロエリの方が使いやすいのでは…?」といった印象を与える記事になってしまった気もしますが、ハロエリとマリーにもそれぞれ得手不得手があります。その点を理解したうえで使い分けたい、というのが私の伝えたかったところでした。
私としても子ギル君の良きパートナーとして、うまく使いこなしてあげたいところです。
それでは、今回はこの辺で。
ごきげんよう。