げーと・おぶ・ほかろん

GallのFGOブログです。英雄王とぐだ男の世界を救う大冒険

【FGO】土方歳三とマーリンの相性の是非とは

皆さまこんにちは。Gallです。

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地獄のピックアップが続いております。

 

もう、かれこれ1年以上、

ガチャがノンストップな気がします。

 

流石に頭おかしなるで

 

*****

 

さて、現在は上記の通り、

土方歳三とマーリンが同時ピックアップ中

ですね。

 

そんな中

 

「 マーリンはHPを増やすので

   土方とは相性が悪い!  」

 

といった意見を散見するようになりました。

 

果たして本当にそうなのでしょうか?

 

早速検証してみましょう。

 

データの出典:

www9.atwiki.jp

 

こちらに乗っている計算式を使い、

 

①《英雄作成》と《局中法度》

②《英雄作成》と宝具『不滅の誠』

 

について検証してみます。

 

まぁ、結論から言うと、ドン!

 

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相性が悪いどころか

 

相性はバツグンです

(上段と下段で数値が低い方が赤字です)

 

HPが3000増えたところで

他のバフの倍利率が高すぎる故の結果です。

 

それでは、それぞれについて更に細かく見てみましょう。

 

***

①《英雄作成》と《局中法度》

 

《局中法度》のバフ計算式は以下の通り(wiki参照)

 

クリティカルバフ(%)

=20 + 80 * {1 - ( 現在HP / 最大HP ) }

 

まず、確認として

 

この計算式からわかるように、

仮にHPが満タンでも

20%のクリティカルバフ

は保証されています。

 

そして、HPが1になると

計算結果は99.99%

つまり、ほぼ100%にまで

倍率が増加する、というカラクリです。

 

では、何故《英雄作成》と相性が悪い

と言われているのか。

 

多くの方がご存知とは思いますが、

《英雄作成》は発動時、

 

3ターンの間、現在HPと最大HPを

それぞれ3000増やす

= 一時的にHPを3000回復

 

という追加効果があります。

※スキルレベル10時

 

例えば、土方歳三がHP残り1の時に

《英雄作成》を使うと、

残りHPは3001に増えてしまうのです。

 

この時、

・元々の最大HPを10000

・他のスキルは発動しない

と、仮定して計算してみると

 

●HPが1の時

20 + 80*{1 - ( 1 / 10000) }

≒100%

 

●HPが3001になった時

 ※最大HPも13000に増加

20 + 80 *{1 - (3001 / 13000) }

≒ 20 + 65%

≒85%

 

このように、ダメージが

15%ダウン

してしまう計算になるわけです。

 

 

しかし、少しお待ちいただきたい。

 

 

《英雄作成》の効果をお忘れではないだろうか。

 

そう、効果は他にもあるのです。

※こっちもスキルレベル10時

 

・クリティカル威力100%アップ(1ターン)

・Buster威力50%アップ(3ターン)

 

まず前者について。

 

1ターンだけ、クリティカルの威力は

100%アップします。

 

 

先ほどの計算例を戻すと、

 

●《英雄作成》不使用 HP1

 →クリティカル+100%

 

●《英雄作成》 1ターン目

 →クリティカル威力+85%+100%

  =185%アップ

 

●《英雄作成》 2ターン目以降

 →クリティカル威力+85%

 

このようになります。

(先ほどの画像参照のため再掲)

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従って、《英雄作成》発動の

 

1ターン目に限っては

HPアップの効果は

無視できるデメリット

 

という結論になりますね。

 

***

 

続いて、Buster威力アップについて。

 

FGOのダメージ計算については

www9.atwiki.jp

こちらに掲載されていますが、

 

簡単に言えば

 

Busterアップ効果と

クリティカルアップ効果は

掛け算で計算される

 

という点が重要です。

 

従って、《英雄作成》発動の3ターンの間、

土方歳三『Busterクリティカル』

に限って、さっきの計算例を見てみると

 

●HP1の時

 クリティカル(色不問)+100% のみ

 

●《英雄作成》発動 2ターン目以降

 クリティカル+85%

 Buster +50%

 →クリティカル ( 1 + 0.85 )

  Buster ( 1 + 0.5 )

  = (1.85 * 1.5)=2.775

  =1 + 1.775

 

→クリティカルBuster +177.5%

→クリティカルArts , Quick +85%

 

こんな感じで、

Busterクリティカルの威力アップ効果は

約2倍にまで高まるわけです。

 

そして忘れて欲しくないのは

《英雄作成》の1ターン目は

この比じゃない火力になります。

(185%のクリバフになるのでBクリは327%アップになります)

 

 

以上のように、

《英雄作成》と《局中法度》

この二つの組み合わせは、

「HP増加をデメリットとして見る」

という前提を置いてもなお

 

Busterクリティカルについては

最高レベルで噛み合うスキルである

 

という結論に至りました。

 

***

②《英雄作成》と宝具『不滅の誠』

 

『不滅の誠』のダメージ倍率計算は以下の通り(Wiki参照)

 

X + X * {1 - ( 現在HP / 最大HP ) }

 

※Xは宝具レベルで増加

Lv1:600%  Lv2:700%

Lv3:800%  Lv4:900%

Lv5:1000%

 

こんな感じです。

 

そして、この宝具は

 

Busterカード

 

そう、《英雄作成》のBusterバフが

しっかり乗るわけです。

 

それを踏まえて、

またまた先ほどの計算例から引用すると

こちらの画像のようになるわけですね。

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仮にHPが増えたところで、

Buster威力アップの前では

デメリットですらない

 

という結論に至ったわけですね。

 

*****

 

結論から言えば

 

土方歳三とマーリンは

強すぎるくらいに相性がいい

 

ということが、お分かりいただけたでしょうか。

ついでに言えば、

 

無敵が付与できるため

低HPを維持しやすい

 

といった強さもありますね。

 

HPを英雄作成で増やした後に

局中法度でHPを減らせば

HPは2001で維持することもできます。

 

 

ただし、もちろん

相性が悪い点も1つだけあります。

 

宝具『永久に閉ざされた理想郷』

このHP回復効果は、本来メリットですが

土方にとってはとにかくデメリットです。

 

持続的にスターを生成できる反面、

HPがどんどん回復してしまう為

オーダーチェンジを活用するなど、

発動タイミングに気をつけましょう。

 

*****

www.nicovideo.jp

最後に、土方歳三孔明・マーリンを併用した

ガチパの運用例です。

 

廃課金仕様なのでアレですが、

オーダーチェンジによる持続回復回避などは

参考にならなくも無いと思います。

 

*****

 

それでは、今回はここまで。

 

ダメージ計算などを自分でできるようになって

間違った言説に騙されないように

 

というか、そもそも

使い込んでるキャラの特徴を

誤解したまま紹介しない様に

 

気を付けてください。

 

おまけ:ダメージ計算機

gateofhokaron.hatenablog.com